スキーツアーがこれほど国内で定着したのは、バスツアーが多くなったという要因があるでしょう。特に日帰りバスツアーはこれまで宿泊できる時間がなくスキーに行きたくても行けないという人が行けるようになったという点が大きいでしょう。
地域にもよりますが、夕方、若しくは夕食を終えてから夜8時、9時くらいに出発し、バスで眠ったまま移動して朝到着、朝一からしっかりスキーを楽しみ夕方バスに乗って深夜に帰宅というバスツアーが利用できます。土日しか休みがないという方も、金曜日の夜、仕事を終えた後に出発し、土曜日スキーを堪能、土曜日の深夜に帰宅出来れば、日曜日はしっかり休むことができます。
こうしたバスツアーが出来たことでスキー場がぐんと近くなりました。宿泊する余裕がある方も、金曜日、車中1泊し、翌朝スキー場に到着して朝からスキーを楽しみ、その日は旅館やホテルでのんびり眠って翌日はまた朝からスキーを楽しむ、夕方バスに乗り込んで寝ながら帰宅、というスキー三昧な週末を贈る事が出来ます。
自家用車だと誰かが夜通し運転しなければならず、運転手は疲労必須です。でもバスツアーなら運転手さんがしっかり運転してくれて現地に到着するので、誰かが犠牲になるという事もなく、みんなで楽しいスキーツアーを堪能できるのです。